日記 6月  戻る  トップへ
 日・曜  日記・覚え書き・予定・構想 備考
 5日(月)
 4日(日)
 3日(土)  
 「ジエイタイ」「モア」合同学習会(青年会館)
 2日(金)  学校保健委員会・学級PTA
 1日(木)
30日(水)
29日(火)
28日(月)  研究授業
 1年算数「たし算」
27日(日)
26日(土)  人間は「習慣」の生き物である。
 「習慣」となっている数々の行為は、鋭意努力しなくともそれを果すことができる。「歯を磨く」「髭をそって出勤する」などである。
 これらの行為は、習慣になっているためたやすく行える行為である。

 しかし、「習慣になっていない」l行為は、習慣になっていない分、行うにはその分だけのエネルギーを要する。
 だから、人間、今までにない「行い」を続けるのは、たやすくないのである。

 


 
25日(金)  昨日話題にした野口氏の著書を読んでいたら、「なかなかいい言葉」
に目がついた。
 野口氏曰く、曽野綾子氏の対談記録での言葉であったと言う。
 次の言葉である。

   自分が作家の道を選んだのは、偶然と必然の結果だ。

 これに対する野口氏の解説がいい。

   氏によれば、文章を書くようになったきっかけは偶然であるが、そ
  のきっかけを生かしたのは私の意志であり、それは必然であるーー
  というわけである。

 法則化サークルで学び続けて以来10年、多くのメンバーと出会い、学び合える機会をたくさんいただいている。本当にありがたいことである。
 また、有田氏・野口氏など教育界の先達とも交流でき、直に学ぶことのできる機会をこれまで何度もいただくことができた。
 また、この2、3年では、児童英会話指導のプロS先生からも直に学べる機会をいただくことができている。

 確かに、出会いは「偶然」であろう。
 しかし、「求める意志があったからこそ」、出会いは「必然」になったのである。

 曽野氏の言葉、そして野口氏の解説、本当にいいなあ。
 私なりに次のように言葉を置き換える。

   求める意志があれば、「本物」に辿り着く。
   求める意志があり、それを実行すれば、多くの素敵な仲間と出会い
  やがてその道の先達とも出会うことができる。
   そして、同じ「ロマン」を共有することができ、日々成長することがで
  きるのである。
24日(木)  野口芳宏氏の紹介する次の言葉は名言である。

   経験はただ重ねるだけでは力にならない。
   経験は、意図的に積み、かつ、それに整理に加えなければならな   い。

 野口氏が多大な影響を受けた故高橋金次氏の言葉である。
 野口氏は、この言葉について「高橋先生の教えの中で私の今日を支えている言葉」であると、氏の名著「名人への道〜国語教師〜」(東京書籍、1989年発刊)で述べている。

 私は、上の言葉を意味を最近よく「噛み締める」ようにしている。
 というのは、野口氏の上の言葉に出会って以来10年、上の通りに「実行できていない自分」をよく思うからだ。
 
  「そうだ。そうだ。これは大事なことだ。教師としての力量、授業の腕   を上げるためには、上のことは必須なことだ。」

 こう思って以来10年、野口氏の紹介した言葉をどれだけ実行してきたか怪しいのである。
 上の言葉を次のように置き換える。

   学習会参加や模擬授業は、ただ重ねるだけでは力にならない。
   学習会参加や模擬授業は、意図的に積み、かつ、それに整理を加
  なければならない。

 特に2文目である。学習会への参加や模擬授業を「意図的に行い」、かつ「それに整理を加える」。この部分が私には弱かったのである。
 特に、この文の後半、「学習会でやったこと・学んだこと」に「整理を加える」、これは致命的と言っていいぐらい、やってこなかった。いわゆる「やりっぱなし」という状態である。

 6月19日(土)の学習会でも、私は模擬授業を三つ行い、また多くのメンバーから有益な情報や「学ぶ機会」を与えていただいた。
 模擬授業に関して言えば、1年間で50回前後実施し、サークル活動を
10年程度行ってきたので、これまで模擬授業を最低300回はやってきたであろう。
 しかし、「やりっぱなし」ということが多かったように思う。
 「やったことに対して、自分なりに整理を加える」これをほとんどやってきてなかったように思う。
 だから、私の「授業力」は遅々たる進歩なのかもしれない。

 だからこそ余計に野口氏の紹介した言葉、

    経験はただ重ねるだけでは力にならない。
   経験は、意図的に積み、かつ、それに整理に加えなければならな   い。

これを最近よく「噛み締める」のである。
23日(水)  最近、「脳科学」と「学習」「教育」との関係に興味が沸き、その手の本をよく読んでいる。蛍光ペン片手に読んでいる。
 ちなみに、私の本の読み方はこうだ。

  「これは!」と思う箇所を蛍光ペンで色を塗りながら、読んでいく。

 以下に、私が色を塗った箇所、つまり、「これはいい情報だ!」と思った
箇所を列挙する。

  1 脳内には脳の働きを活性化して人間を元気にする物質が二つあ
   る。その一つは神経伝達物質と呼ばれるものであり、もう一つは脳
   内の種々のホルモンである。

  2 これらは我々の脳の働きをコントロールしているものであり、その
   分量の多少が意欲、気分、積極性から、性欲、食欲などの本能、睡   眠や覚醒などの生活リズムまでを支配している。

  3 では、このような脳内物質を人体に有益なものに変化させて、活   力にあふれ、満たされた人生を送ることはできないものであろうか

  4 脳内物質の有効活用によって、私たちの性格も、生き方も、考え
   方も変えられるのだ。

  5 我々の思いで脳内物質の量や作用をかえることができるのだ。
   これは、なんと素晴らしいことであろうか。これあるがゆえに、本を
   読んだり、人の話を聞いたりすることで感動したり、喜びをもったり
   できるのだ。
 
  6 あなたがこの本を読んで気分がよくなるということは、あなたの脳
   内物質の量と作用、受容体の働きが変化したということなのである

  7 そうなると、大事なのは、何かあなたの心に喜びや希望、生きる
   力を与えるような言葉を見出し、これを心に聞かせてやるということ
   になる。

  8 よい言葉、希望を与えるような文章、生きがいを持たせるような話
   は、あなたの心に働いてドーパミンやセロトニン、ノルアドレナリンを
   出させるのだ。
    そして、同じ文章はいつも同じ神経系を刺激して、同じような激励
   と力を与えるのである。

  9 ある宗教の信者、ある人生論の信奉社は、その書かれた教典や
   文章の一節を繰り返し、繰り返し読む。そして、常にその文章で力
   を得るのだ。これは、脳内物質とその働きをいつも同じように刺激し
   ているのである。

 10 我々はたしかに驚異的ともいえる脳内物質の影響を受けている。
    しかし、脳内物質も心を持ち方で変化するのだ。
22日(火)  昨日の日記で、酒井氏の著書「学校だより」のことを次の通り書いた。(今年度書いた「学級だより」からの引用文である。)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
   この本は、読む者を「あたたく」,「のびやかな」気持ちにさせてくれ  ます。本全体から著者の包み込むような「優しさ」と「その人柄」が伝わ ってきます。
  私は,この本を読んで氏のファンとなりました。氏を尊敬するようにな りました。 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ そうである。私は酒井氏の著作から氏の「優しさ」「人柄」、人間性を感じて、尊敬するようになったのである。ファンになったのである。
 例えば、次の一節である。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
  今、新聞に折り込まれた広告だけでも膨大である。毎日配達される  各種のコピー、いろい団体からの報告等々保護者は映像と活字の洪  水の中にいる。
  いくらかわいい子どもの学校からのたよりでも、疲れた体で読むのは おっくうに違いない。1日働いた体でも何となく読んでしまえるような学 校だよりにしたいものだと考えた。できれば、疲れた体を少しでも癒し  てくれるような「たより」はかけないものだろうか。
  私は校長になって以来、一貫して求めつづけてきたのは、この一点  であった。
    ・・・・・・・・・・・・・・(途中略)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  
  ただ、私は学校だよりを核にあたって次の三点を厳しく自分に課して いる。

  1 保護者を啓蒙しようなどと決して思うな。自分を裸にして語れ。
  2 理屈だけで終わるな。かならず具体を入れよ。
  3 むつかしい言葉を使うな。中学生が分かる言葉で語れ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 この文面で初めて私は、人間「酒井臣吾氏」を感じたのだった。
 氏の「優しさ」、人間性を感じたのだった。
 読み手である「保護者」のことを、このように考えて「学校だより」というものを書き続けてきたのかと・・・・・。  
 当時(今から7、8年前)、「学校だより」を書くにあたって、発行するにあたっての、氏のこの考え・思想にいたく感じ入った。
 それ以来、この酒井氏の考え・思想が、「学級だより」を書くときの私の
バックボーンとなっている。
 
21日(月)  私が以前から尊敬している先達に「酒井臣吾氏」がいらっしゃる。
 酒井臣吾氏は「酒井式描画指導法」で随分前から存じ上げていた。しかし、氏を尊敬をするようになったのは次の著書によってである。

   「酒井臣吾の学校だより」(酒井臣吾著、明治図書)

 私は毎年、酒井氏のこの著書の一節を「学級だより」で紹介している。
 もう紹介し続けて7年にはなるか。それぐらい素晴らしい本である。
 例えば、今年紹介した「学級だより」の文面は次の通りである。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  
◇ 私の最も尊敬する先生の一人に,

   酒井 臣吾(しんご)氏

 という方がいます。
  「酒井式描画指導法」という画期的な「絵の描き方」を開発された方  で全国的に有名な方です。
  新潟市・中条小の学校長を退職後,北海道教育大学教授となり,今 現在も日本全国を飛び回って, 精力的に講座,模擬授業等を行って います。
  氏を慕うファンは日本全国に数多くいます。
  その酒井氏の書いた本で,「一押し」の本があります。

   「酒井臣吾の学校だより」(酒井臣吾著,明治図書)

 です。
  私が今まで読んだ本の中で「ベスト3」に入るもので,大変素晴らしい 本です。「一生大切にしたい本だ」と思いました。
  それぐらい素晴らしい本です。
  この本は、読む者を「あたたく」,「のびやかな」気持ちにさせてくれま す。 本全体から著者の包み込むような「優しさ」と「その人柄」が伝わ ってきます。
   私は,この本を読んで氏のファンとなりました。氏を尊敬するように なりました。
◇ さて,この著書の中には,素晴らしい「一節」がいくつもいくつも出て きます。
  今日はその中の一つ,「アメリカンインディアンの教え」を紹介します。


  「アメリカンインディアンの教え」   学校長 酒井 臣吾

   批判ばかり受けて育った子は
      非難ばかりします  
   ほめられる中で育った子は
       いつも感謝することを知ります
   敵意にみちた中で育った子は
       だれとでも戦います  
   公正明大な中で育った子は
       正義心を持ちます 
   ひやかしを受けて育った子は  
        はにかみ屋になります
   思いやりのある中で育った子は
        信仰心を持ちます
   ねたみを受けて育った子は
         いつも悪いことをしているような気持ちになります  
   人に認めてもらえる中で育った子は
         自分を大事にします

   心が寛大な人の中で育った子は  
         がまん強くなります。    
   仲間の愛の中で育った子は
         世界に愛を見つけます。
   はげましを受けて育った子は  
          自身を持ちます。
   
            作:ドロシー・ロー・ノルトン 訳:吉永宏
               「アメリカンインディアンの教え」
                  加藤諦三 ニッポン放送出版より
 以下略

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
20日(日)  昨日早めに帰ったとは言え、「飲み疲れ」で体が少しダルイ。
 しかし、8時前には床から起き、「活動」を始める。
 私が朝起きてすぐするのは次のこと。

  1 パソコンを立ち上げる。
  2 立ち上がる間に、洗顔・用便を済ます。
  3 メールチェックをする。
  4 その日1日のTV番組をインターネットでチェックする。
  5 返信の必要なものはすぐに返信する。
  6 ホームページ等を見る。(特に、日記コーナー等)

 休みの日は、たいがい上のようなことをまずやる。

 HT氏が子どもさんを連れて、2時15分頃から遊びに来る。
 HT氏と私は途中から庭にイスを持ち出し、そこでコーヒーを飲みながら語り合う。時間にして、2時間半程。
 さながら、この前の飲み会の続きのよう。
 HT氏曰く。
  「今日語ったみたいな話を昨日の飲み会ですればよかったね。」
 私もうなづいた。
 それぐらい、昼間だというのに、飲んでないというのに、昨日飲んだばっかりだったというのに、話は盛り上がった。
19日(土)  モア学習会

 以下の通りで行われた。

  1 場所  伊集院町「ゆすいん」第4研修室
  2 日程
    13:15〜13:30 日程確認、談笑
    13:30〜16:55 学習会
    16:55〜17:00 後片付け
  3 参加者  
    HT氏、YZ氏、O氏、HY氏、徳田の5人
  4 模擬授業&レポート
  (1) 「数字のフラッシュカード」を使った算数&英語(徳田)
  (2) 「歴史の面白クイズ」(O氏)
  (3) 6年理科「植物の成長」(HT氏)
  (4) 酒井式描画指導法「横顔の描かせ方」(HY氏)
  (5) 2年詩「トマト」(YZ氏)
  (6) 「私は誰でしょう?」国語&道徳(徳田)
  (7) 日曜参観授業・パワーポイントで自己紹介をしよう等(HT氏)
  (8) 「数字・たし算のフラッシュカード」を使ったリズム遊び(徳田)
  (9) 授業参観では何を意識して授業を組み立てるか(意見交換)

  ご覧の通り、学習会で紹介された模擬授業&レポートは多種多様。
  国語、社会、算数、理科、音楽、図工、道徳と、ほとんどの教科(道徳は別)の実践が紹介された。
 教科で紹介されなかったのは、家庭と体育のみ。
 
 このように、学習会では全ての教科・領域等の模擬授業&レポートについて「情報」をいただけるのが、ありがたい。

 ちなみに、今日の学習会の場所は初めての場所。
 「ゆすいん」の第4研修室(会議室だったかな?)。
 40名程入れる部屋で、大変きれい。
 テレビあり、ビデオデッキあり、スクリーンあり、プロジェクターありと教育機器も揃っている。
 さながら、県民交流センターの研修室のよう。
 それでいて、使用料は「1000円」。これは安い。

 これからも、この部屋で学習会をしたらどうかと思う。

 夜は、U氏にも連絡し、U氏、HT氏、O氏、HY氏、徳田の5人で飲み会。面白かった〜。
18日(金)  昨日の日記の続き。

  「わたしはだれでしょう?」クイズ

 これで授業を構成する実践の紹介。
 「わたしはだれでしょう?」動物編を4問やった後、本題。

  0 次は、君たち1年生5人の誰かです。
    前に、「学級だより」に一人一人の「いいところ」をのっけましたね。
    友だちのいいところを見つけてもらって、全員分をのっけましたね
    それを読みながらの、「だれでしょうクイズ」です。

    この人はだれでしょう?
  
  1 この人のいいところは、「おもしろい」ということです。
  2 つりやえびとりが好きで,誘ってくれます。
  3 そんなところもあって、とても「やさしい」です。
  4 読みたい本を読んでいる途中でも貸してくれて、やさしいです。
  5 うんていが好きで上手です。
  6 鉄棒が上手です。
  7 給食が食べるのがはやいです。
  8 図工を作るのが上手で、教えてくれたりしてやさしいです。

 「誰か」が思い浮かんだら起立するよう指示してあった。
 一つ読みあげるたんびに、子どもたちは「分かった!」と言って立っていく。
 最後まで読み上げから、全員に言う。

   誰かを言ってみましょう。サン、ハイ! (○○君!)

 言われた本人はニコニコとしている。
 その後、本人に聞く。

   自分のいいところを言ってもらってどうでしたか?

 どの子、「うれしい!」「いい気分だった」「心がやさしくなった」などの感想。
 以上のようにして、クラス全員分を行っていった。
 その後、「担任のいいところ探し」「自己紹介」ゲームをやって授業を終了した。
 ちなみに、「自己紹介」ゲームは次の内容。

  1 二人組みになる。
  2 「おはようございます」を言う。 
  3 じゃんけんをする。
  4 勝った人から、自分のいいところを言う。
  5 最後に、握手をしながら「よろしくお願いします」と言って別れ、次
   のペアを探す。
17日(木)  道徳と国語で、次のことをやった。

  「私はだれでしょう?」クイズ 

 まず道徳から。

 黒板に次の通り板書。

   わたしはだれでしょう?

 そして言う。

   私は誰でしょう?

 次々にヒントを出す。
 思い浮かんだら、黙って立つことを指示する。

  1 私は動物です。
  2 体は黒いです。
  3 けっこう体は大きいです。 
  4 このような角があります。(頭の上に人差し指で角のポーズ)

 ヒントのたびに、子どもたちが立っていく。
 ここまでで、5名中、4名が立った。
 しかし、最後の一人がどうしても分からない。
 そこで最後のヒント。

  5 「モー」と鳴きます。

 このきわめつけのヒントで全員が立った。
 すかさず次の指示。

  私は誰でしょう?サン、ハイ!

 全員が「ウシ」と回答。

 すぐに第2問目。

  0 私は動物です。
  1 体の色は、黒です。黒っぽいです。
  2 体の大きさは、すごく小さいです。
  3 歩くときに、列を作ります。
  4 地面の穴の中に住んでいます。
  5 砂糖や甘いものが好きです。
          :
          :

 このように言って、動物クイズを全部で4問出した。

 その後、本題に入る。
 それは明日の日記で。
16日(水) 

 本日、朝の活動はコミュニケーションタイム。
 今日やった活動は次の通り。

  私の示したタオル(くまのプーさんのタオル)を見て、「気づいたこと」
 「思ったこと」「考えたこと」をたくさん発表する。

 まず、タオルを示し、次のように言った。

   この徳田先生のタオルを見て、「気づいたこと」「思ったこと」「考たこと」を発表し  てもらいます。
   三つ以上、言えるようにしましょう。

 1分後、発表する順番を示し、どんどん発表させていった。
 子どもたちから出た意見は20個以上。(全員で5名)
 例えば次の通り。

  1 タオルが長いです。
  2 中の色は黄色で、まわりの色はオレンジ色です。
  3 いろいろな顔のプーさんがいます。
  4 下のあるプーさんの三つの顔は他のと比べて、小さいです。
  5 笑っているプーさんもいれば、普通の顔をしているプーさんもいれば、怒ってい   るプーさんの顔もあります。
  6 英語が書いてあるところもあります。
  7 タオルの下に白い紙きれみたいなのがついています。
            :
            :
        
 発表後、子どもたちに言った。

   このタオルには、みなさんが「言ったこと」は一つも書いてありませんね。
   書いていないのに、このタオルを見ただけで、みなさんは、たくさんのことに「気づ  き」ましたね。いろんなことを「思いつき」ましたね。
   今日やったのは、一つのものを見て、「たくさんのことに気づく」「たくさんことを思  いつく」という練習です。
   「気づく力」「思いつく力」をつける練習をしました。
   普段見慣れているものでも、ようく見てみると、注意してみてみる、「いろんなこと  が分かり」、見えてなかったことが、「見えるようになる」のですよ。 
   その分、賢くなるのですよ。脳のはたらきがよくなるのですよ。

 5月に入ってから、あるモノを見せ、それについて「気づくこと」を言わせる練習を何回かしてきた。
 このようなことを積み重ねる中で、「写真」や「絵」に対する「読み取り能力」がついていくとものと思う。
 「どのように見るといいのか」「どのような観点で見るといいのか」、資料の見方について学べる機会でもある。

 今日はやった練習を理論的に言うと次のようになるのではないか。

   写真や実物を見て、そこから様々な「情報」を取り出す練習

 「写真」や「実物」というのは、いろいろなことを教えてくれる。
 「見方」によっては、たくさんのことがそれから分かる。
 今回は、「どのように見たらいいのか」「どこに目をつけて見たらいいのか」という見方の練習と、「様々な情報を取り出す」という練習、この二つをやったと言える。

 以上述べてきたことを、考えていくと・研究していくとなかなか面白そう。


 野口芳宏氏の著書から「学んだこと」を書く予定だったが、明日以降に回す。
   
15日(火)  17日(木)の日は、「地区道徳教育研修会」がある。
 私は低学年部会の司会をお願いされた。
 会場は伊集院町・妙円寺小。U氏のかつての勤務校である。

 低学年部会の時間配分は次の通り。

  授業研究   15:00〜15:40

   部会の説明等       2分
   授業者反省         3分
   質疑応答・意見交換  24分
   指導助言         10分
   事務連絡          1分   

 ご覧の通り、授業研究の「研究協議」は正味24分である。
 24分の中で、私が会を仕切り、研究協議を進行させるのである。 

 「司会役」をお願いされてから、次の本に目を通している。

   「名人への道」(野口芳宏著、日本書籍)

 なぜ、この本なのか。
 それは、この本には「司会技術」なるものが書かれているからである。
 
 私が目を通した章のタイトルは次の通り。

   「司会」にどうこだわり、どうこなしてきたか
     −司会修業は、授業の修業ー

 そして、次の題で、本文は始まっている。
   
   ワンパターンへの失望と不快
 
 15ページに渡って、「司会」に対する野口氏の考え方が書かれている

 明日の日記で、野口氏から「学んだこと」を記したい。
    
14日(月)  最近、国語の時間でも、算数の時間でも「聴写」を行っている。
 「聴写」とは、教師の言ったことを正確に聞き取り、それをノートに書いていく作業のことである。
 
 例えば、次のように。

  1 先生の「言ったこと」をノートに書いてきます。

  2 1行あけて、「まる1番  3たす2は」。
    書いた人は「書きました」と言いなさい。

    答えまで書きなさい。

  3 答えは、サン、ハイ!(5です。)

  4 ハイ、赤鉛筆で○しなさい。

  5 1行あけて、「まる2番 4たす1は」。
    答えまで書きなさい。
    書けた人は、「書けました!」です。

  6 答えはサン、ハイ!(5です。)

  7 はい、よくできました。
    きれいに○しなさい。
        :
        :

 このように、計算練習を「聴写」によって行わせたのである。
 子どもたちのノートは次のようになっている。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  6 /14  P.26(四角囲み)

  たしざんのれんしゅう

  @ 3+2=5

  A 4+1=5
 
  B 2+2=4

  C 1+3=4
      :
      :
  J 10+1=11

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 上の方法は、次の四つが同時にでき、「一石四鳥」である。

  1 聞き取る力をつける。
  2 聞き取ったこと、正確にノートに書き取る力をつける。
  3 たし算技能を高める。
  4 ノート指導  
 
13日(日)  明日ある「指導案検討」の指導案を作り上げる。
 というより、「ほぼ作り上げた」と言った方が適当。
 明日最終的に作り上げる予定。

 私の今回の「指導案」の書き方の工夫は次の三つ。

  1 「児童の実態」のところに次のことを書いたこと
  (1) これまで行ってきた「操作活動」や「算数的活動」
  (1) これまで行ってきた「ノート指導」と、それに関わって子どもたち
    が身に付けてきた「ノート技能」
  (2) これまで子どもたちが身につけてきた、基礎学力をつけるため    に武器となる「学習行為」や「学習習慣」
  
  2 「学習指導要領の『ねらい』『内容』」を引用しながら、「単元につい   て」を書いたこと

  3 小単元ごと、指導上の留意点を書いたこと

 以下に、1の(1)の原文を掲載する。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(3) 児童の実態

(前半略)

  9 操作活動
  
    これまで次のものを使って、「ひとまとめにする(集合づくり)」「数    える」「唱える」「分ける(分解)・合わせる(合成)」「たす」こと等に    ついての,操作活動や算数的活動を行ってきている。

   (1)おはじき
   (2)数字カード
   (3)百玉そろばん
   (4)さいころ
   (5)フラッシュカード
   (6)教科書の絵(さし絵,ブロック等)
   (7)ノートに○などの半具体物を書いて
   (8)教室や廊下等にあるモノ
   (9)パソコンのサイトを使って
   (10)人間(自分たち)
   (11)その他

 10 ノートに書く活動
  
    次の「ノート指導」を行い,「書く技能」を身に付けられるようにして  きている。

   (1)日付,ページ数,タイトル,番号を書く。
   (2)下じきを下に入れて書く。
   (3)とがった鉛筆で書く。
   (4)必要なところは赤鉛筆で囲む。
   (5)一マスに1字書く。
   (6)くっきり・はっきりとした字で書く。
   (7)丸付けは,赤鉛筆で行う。(ていねいな○を書く。)
   (8)ゆったりとノートに書く。(ギュウギュウ詰めにしない。)
    (例)隣の同士は,2マスあるいは1行開けて書く。
   (9)板書したものを,そっくりそのまま写す。(丁寧に正しく書く。)

 11 諸学習活動等
    
    学習活動を円滑に進めることができるよう,次のことができるよう  に指導してきている。
 
   (1)学習前に,教科書・ノート・下じき・筆箱が机の上に出ている。
   (2)「教科書10ページです。」と教師が指示したら,指定されたペー     ジをできるだけ早く開ける。
   (3)例えば,「□の2番を指さしなさい。」と指示したら,指定されたと     ころを指さすことができる。(どこを見ればいいのか,どこをする      のか,指さすことができる。)
   (3)定規を使って,線を書いたり,四角を囲んだりする。
   (4)教師の後につけて,問題文などの「追い読み」を声を揃えて言     うことができる。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 まだまだあるだろう。
 研究授業まであと2週間もある。
 より「精密」で「内容」のある指導案に作り上げたい。
12日(土)  7月31日(土)は宮崎市で「道徳教育改革セミナー」がある。
 このイベントで「福岡・宮崎・鹿児島の三県模擬授業対決」があり、私は模擬授業対決の授業者として参加する。
 鹿児島のメンバーは、H・E氏、U氏、そして私の三人。
 そして、何と、道徳授業において、三人の中で1番力のない私が大将となり、最後を締めくくることになった。
 まだ授業は出来上がっていないが、当日思いっきり楽しみたいと思っている。今からワクワク・ドキドキである。
 夜も楽しめそう。

 また、来週の月曜日は、私の研究授業の指導案検討。
 1年算数「たし算」のところ。
 「答えが10までのたし算」の定着・習熟を図るところ行う。
 「たし算カード」「フラッシュカード」「数字カード」「パソコン」「インターネットサイト」「教育ソフト」など、様々な教具・教材・機器等を活用させて
学習を行わせる予定。

 授業後、参観者から次のような感想が出る授業に作り上げたい。

 「なるほど。こうやると、たし算の計算能力が向上し、定着・習熟するの
  か。」
 「それも、こうやっていろいろな教具・教材・機器を使い、変化をつけて  計算活動を行わせると、楽しみながら、計算技能を身につけていくこ  とができるのか。」
 「特に、パソコンや教育ソフトを使うと、子どもたちが主体的に計算活動  に向かうことができる。本当の意味の個別学習も成立する。
  そして、本時の基礎・基本もキッチリ身につけられる。」
 「パソコンや教育ソフトを使うと、

   問題提示→思考(計算)→答えの確定→答え合わせ
    →次のステップへ→問題提示→思考(計算)→・・・・・・・

  というふうに、子どもたちだけで学習を進めることができ、個人学習   が成立する・
   個人学習が成立しているということは、次のことも可能となるわけだ
 
    1 個別指導
    2 個人差・能力差に応じた学習
    3 自己評価(学習成果の評価)をしながらの計算活動      」
  
  
11日(金)  台風がそれ、本日普段通りの学校。
 水泳学習も行うことができた。
 「水泳開き」の日の15分間の学習を除き、本日初めてのプール。
 以下の流れで行った。

  1 手をつなぎます。横一列で向こうまで走ります。

  2 腰を落とします。腰を落として向こうまで歩きます。

  3 「わにさん歩き」です。このように両手をついて「わにさん」のかっ    こうで向こうまで歩きます。

  4 全員輪になって手をつなぎなさい。
    時計の動きと反対方向に回りましょう。ヨーイ、トン。
    次は、反対回りです。ヨーイ、トン。
 
  5 真ん中を向きなさい。両手をついて、ワニさんの格好になります。
    その格好で足をバタバタします。ヨーイ、始め!

  6 今度は、後ろに手をついて、足を真ん中に向けます。
    足をバタバタします。ヨーイ、始め!

  7 次、前の友だち、隣の友だち、斜めの友だちに思いっきり水をか
   け合います。ヨーイ、始め!

  8 「ブクブク、パーッ」をします。
    
    まず。口まで水につけます。ヨーイ、始め!

    次、鼻までつけます。ヨーイ、始め!

    次、目まで水につけます・ヨーイ、始め!

  9 「パーッ!」と大きく息をはき出す練習をしましょう。
    
    口の前に手のひらを持ってきます。
    手のひらにこれぐらい大きく息がかかるようにします。
    ヨーイ、始め!

    そのとき、へその下に力を入れ、先生のように動くくらい大きく
   はき出します。

    すると、自然と空気が鼻から入ってきます。
   「パーッ、ハアッ」と入ってきます。
     ヨーイ、始め!

 10 では、「ブクブク、パーッ、ハアッ」を3回しましょう。
    ヨーイ、始め!
   
    次は、5回です。ヨーイ、始め!

    もう1回、5回です。ヨーイ、始め!

 11 このフラフープを通り抜けます。
    フラフープをだんだん下げていきますよ。
    通れるかな。

 12 (小プールにフラフープを5個浮かべた。)
    このフラフープを下から入って、このように顔を出します。
    その後、すぐに水中にもぐって、フラフープの外に出ます。
    ヨーイ、始め!
   (これを3回繰り返した。)

 13 (フラフープを全部で8個浮かべた。)
    次は、一つのフラフープをくぐったら、別のフラフープのところをくぐ
   ります。先生がヤメ!というまでします。

 14 次は、友だち二人組みで同じフラフープをくぐり、同時に顔を出しま   す。ヨーイ、始め!

 15 最後です。
    (碁石をばらまく。)
    碁石拾いをします。水に顔をつけて、もぐって、拾います。
    何個拾えるかな。
10日(木)  9日(火)「友だちの“いいところ”さがし」の続き。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◇ 「友だちのいいところを見つけさせた」後,子どもたちに感想を求め  ました。

    「自分のいいところ」を友だちから言ってもらって,どうでしたか。

  次の通りでした。

   ・ うれしかった。
   ・ いい気分だった。いい気分になった。
   ・ 最高だった。
   ・ 心がやさしくなった。

◇ 次に,逆の質問をしました。

 「友だちのいいところ」を見つけてみて,楽しかったですか。

  全員が「はい!」の返事。
  詳しく感想を求めると,次の通りでした。

  ・ いいところさがしは,なんだか好き。
  ・ またやってみたい。
  ・ いいところをさがすのはとってもいい。楽しい。
  ・ また,たくさん探してみたい・
 
◇ 友だちを「プラスな目で見る」こと,また「長所を知り,それを認め合う」ことは,人間関係を 良好なものにすると考えます。
  このような関わりの中で育った子どもは,「自分に自信を持つ」ことで しょう。また,友だちの ことが好きになり,自分のことも好きになって  いくことでしょう。
◇ 学級目標の「クラス全員 みんなでぐんぐん のびていく」。このため には,上に書いたことは
 とっても大切なことだと考えます。  
 9日(水)  本日午後は、「町教委訪問」。
 5校時が授業参観。
 やった授業は次の通り。

  1年国語「上手で楽しくなる音読をしよう」

 この日に向けて、特別準備をするということはしなかった。
 普段の授業の延長線上でやった授業であった。
 「音読練習」と「言葉遊び」が今日の授業の中身。

 放課後、教頭が私の教室を訪ねてくれ、次の言葉をかけてくれた。(文責は徳田にあります。)

 「徳田先生、今日の授業は教育委員会の方から『大絶賛』でしたよ。
  あれだけ長い文を暗唱して、堂々と言える。これは、相当読み込んで  いる。家でも相当読み込んでいるからできることだろう。
  こういう意見でしたよ。
  また、学習のしつけも徹底している。
  先生が『教科書○ページを開きなさい。』と言ったら、1年生はすぐに
  『開きました。』と言って反応する。
  鉛筆の握り方も全員できていた。
  また、子どもたちが新しいページにノートを書きはじめるときに、先生
  は、『新しいページに入るときには、下じきをきちんと入れるのですよ  。』と言っていた。
  学習のしつけが本当に徹底している。
  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
 
 8日(火)  学級活動で、「友だちのいいところさがし」をさせた。
 「学級だより」に紹介する予定。
 次の通り。

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 学級活動「友だちの“いいところ”さがし」

◇ 学級活動の時間に「友だちの“いいところ”さがし」をしました。

  「プラスな目」で友だちを見る・良好な人間関係づくりを促す。
 
 これがねらいです。

◇ 人間,「短所」や「欠点」をつかれ続けるとイヤなものです。それがた とえ善意からだとしても です。「マイナスな面」ばかり言われ続けると イヤになります。
  やがて,言った相手に対して,不快感まで持つようになります。
  逆に,「いいところ」を指摘されると,うれしいものです。「自分のことを 見ていてくれた」「自分を認めてくれた」と思い,言ってくれた相手に対 して好意を持つようになります。
  つまり,お互いの「よい点」を見つけ,交わし合うことは,人間関係を  良好なものにします。 
◇ 以上のねらいから「友だちの“いいところ”さがし」をしました。
   以下に紹介します。

 N   @ ハンサムなところ
     A かっこいい
     B やさしい
     C 心がやさしい
     D 目がパチクリしている
     E かわいい。
     F 野球がうまい。
     G 走りが速い。

 O   @ 勉強がうまい。
     A 本読み(音読)が上手
     B いつも一緒に遊んでくれる。
     C ブランコが好きなところ
     D わすれたときにかしてくれる。
     E ハキハキしている。
     F ノートにいっぱい書いているところ
     G 背が高いところ

 M   @ やさしい。
     A 足が速い。
     B 一緒に遊んでくれる。
     C 鬼ごっことかが好きで,一緒に遊んでくれる。
     D 給食を食べるのがはやくなった。
     E 外そうじが好きで一生懸命やっている。
     F ブランコがとても得意
     G バドミントンが上手。

 R   @ おもしろい。
     A つりやえびとりが好きで,誘ってくれる。
     B やさしい。
     C 読みたい本を読んでいる途中でも貸してくれる。
     D うんていが好きで上手。
     E 鉄棒が上手。
     F 給食が食べるのがはやい。
     G 図工を作るのが上手で教えてくれた。

 M   @ 背が高い。
     A やさしい。
     B 走るのがはやい。
     C 字がとても上手。
     D 頭がいい。
     E おもしろい。
     F 勉強を楽しんでいる。
     G 本読み(音読)が上手。


 学級活動「友だちの“いいところ”さがし」

 ◇ 学級活動の時間に「友だちの“いいところ”さがし」をしました。
   ねらいは,ズバリ次の通りです。

    良好な人間関係づくり・仲間づくり

 ◇ 人間,「短所」や「欠点」をつかるとイヤなものです。それが例え「    善意からだった」としても、「マイナスな面」ばかり言われ続けると,   イヤなものです。
    やがて言った相手に対して,不快感まで持つようになります。
    
    逆に,自分の「よい点」を見つけてもらうと,うれしいものです。
    「自分のことを見ていてくれた」「自分を認めてくれた」、このような   気持ちから、言ってくれた相手に対して好意を持つようになります。
   
    つまり,お互いの「よい点」を見つけ,交わし合うことは,人間関係   を良好なものにします。  
  ◇ 以上のねらいから「友だちの“いいところ”さがし」をしました。
    以下に子どもたちから出た意見を紹介します。 
 7日(月)  今日は振り替え休日で休み。
 次女、長男と三人で天文館まで出かける。
 寄ったのはいつもの「ジュンク堂」と「ジャングルブック」。
 お目当ての本はなかったが、以前から興味のあった本を購入。
 
 天文館には、昨日「日曜参観」だったらしい小学生やらけっこういた。
 また、書店の教育書コーナーには、本日振り替え休日らしい教員の方がけっこういた。
 6日(日)  本日、「日曜参観」日。
 次の通りで「参観授業」を行った。

  1校時 算   数「コンピュータで学習しよう」
  2校時 学級活動「仲間作り」
  3校時 国   語「音読と言葉遊びを楽しもう」

 授業は、次のことを意識して組み立てた。

 1 子どもたち一人一人が活躍できる場を設ける。
 2 「こうやって基礎・基本を身につけていくのか。学力をつけていくの  か」、このことが保護者に見えるようにする。
 3 保護者も子どもも共に授業を楽しむことができる。
 4 担任も授業を楽しんでいる。
   子どもたちとの間で「ボケやらツッコミやら」があり、笑いやユーモア  がある。
 5 子どもたちの成長を示せる。

 ちなみに、2時間目の学級活動「仲間作り」で行ったのは、次の三つ。

  1 あいさつゲーム
  2 英語ゲーム
  3 百人一首 

 1年生による百人一首の「暗唱」を披露したときには、参観者から「ホ〜」の声が上がった。
 
 5日(土)  U氏の引越しの手伝い。
 昨夜の「飲み疲れ」もあったが、昼の13時すぎから夜までめいいっぱいU氏の引越しの手伝いをやった。
 S氏の軽トラックと、私のホンダ・オデッセイに家具類・ダンボール等を
積んで荷物を移動させた。
 伊集院と鹿児島市を2往復。
 車の中では、U氏とじっくり語ることができた。
 途中用事があり、家に帰り着いたのは夜の9時15分頃。
 
 家に帰り着いてから、明日ある日曜参観の授業のことを少しだけ考えた。
 
 4日(金)  田上小研究公開
 3日(木)  本日、全校児童参加の「プール開き」。
 今年度の初めてのプールだった。

 各クラスごとの活動は正味15分弱。
 15分弱の中で、私は1・2年生9名相手に次の活動を行わせた。

  1 約束事の話

  2 小プールで自由に走ったり、泳いだり、もぐったりしていいです。
    自分のやりたいことをやってご覧なさい。
    ただし、友だちをたたいたり、友だちにおおいかぶさったり、冗談
   やふざけたことはやってはいけません。

  3 手をつなぎます。横一列で向こうまで走ります。

  4 腰を落とします。腰を落として向こうまで歩きます。

  5 「わにさん歩き」です。このように両手をついて「わにさん」のかっ    こうで向こうまで歩きます。

  6 全員輪になって手をつなぎなさい。
    時計の動きと反対方向に回りましょう。ヨーイ、トン。
    次は、反対回りです。
 
    真ん中を向きなさい。両手をついて、ワニさんの格好になります。
   その格好で足をバタバタします。ヨーイ、始め!

  7 水の中に顔をつけれるかな。
    このように顔をつけて、「1、2、3、パーッ!」と言って顔を上げま    す。 
 
    次は、5数えます。「1、2、3、4、5、パーッ!です。」

  8 このフラフープを通り抜けます。
    フラフープをだんだん下げていきますよ。
    通れるかな。

 私なりに意味があって、上の活動を仕組んだ。
 しかし、時間がなかった。
 気温が低めのこともあって、予定より5分早めに終わった。
 まだしようと思ったことがいくつかった。
 2日(水)  明日の「プール開き」に向けて、次の本・雑誌を読む。

  1 「学習指導要領解説 体育編」
  2 「学年別・到達目標のある体育学習カード 1・2年」(明治図書)
  3 「楽しい体育の授業」(6月号)(2000年、2001年)
  4 「苦手な体育を1週間で攻略する本」(PHP)

 「学習指導要領解説 体育編」には、「水遊び」は次のように書かれている。(ただし、徳田が番号を打って箇条書き的に整理した)
 「水遊び」の「内容」のところである。

  1 水中を歩いたり、走ったりすることや
  2 水に顔をつけたり、水中で目を開けたり、
  3 息を吐いたり、
  4 水に浮いたりして、

  楽しく遊ぶことができるようにする。

 上の1〜4についてさらに次のように書いてある。

  ア 腰ぐらいの深さの水中を歩いたり、走ったりする。
   〔例示〕
     ・ 水中での電車ごっこ
     ・ 水中での鬼遊び

  イ 水に顔をつけたり、水中で目を開けたり、口や鼻から息を吐いた
   り、水に浮いたりする。
   〔例示〕
     ・ 水中じゃんけん、石拾い
     ・ 輪くぐり
     ・ パブリング
        水に顔をつけ、口や鼻から息を吐く
     ・ ボビング
        息を止めてもぐり、飛び上がって空中で息を吸う。
     ・ 壁につかまって伏し浮き


 以上のことから、低学年の「水遊び」は次の活動をしたらよさそうだ。

  1 水中を歩く・走る。
  2 水に顔をつける。
  3 水中で目を開ける。
  4 バブリングをする。(水中で口や鼻で息を吐く)
  5 ボビングをする。(空中で息を吸う。)
  6 伏し浮きをする。(補助あり、補助なし)
  7 6の発展
 1日(火)  本日、ALT訪問。
 1校時、全校児童相手(30名)の授業。2校時目は、私のクラス1年生相手の授業だった。
 今回、最初から最後まで私が仕切って授業を行った。
 次の流れ。

  1 歌「セブン ステップス」等
  2 自己紹介(「初めまして。私の名前は〜です。」を英語で)
  3 ウオーミングアップ(動詞)
  4 フラッシュカード
  5 アニマルバスケット・フルーツバスケット
  6 ピコピコハンマーたたき
  7 ALTの先生への質問

 私の仕組んだ活動で、「ALTの方と直接面と向かって会話する」、「発音はALTの方に言ってもらう」、「ゲームや活動はALTの方にも入ってもらって、一緒に楽しみ交流する」、このような形態で1時間の授業を組み立てた。